めまいを治そう!

日常生活で生じるめまいの多くは、ストレスやライフスタイルの乱れが起因しています。

めまいの予防・改善のためにも体によけいな負荷をかけるライフスタイルを改め、また可能な限りストレスの少ない生活環境に身をおくことが大切です。

減塩しよう!

めまいを防ぐには、まず食生活を改善すべきです。めまいは循環不全によって起こりやすく、食生活での減塩はとても大きな意味を持っています。

厚生省の行っている国民栄養調査によると、最も生活習慣病を警戒しなければならない年代(50~59歳)の男性は1日およそ16.5g、女性でも14.0gもの塩分を摂取しているとか。食塩摂取量は1日10g以下が理想とされ、これは生活習慣病の予防だけでなく「めまい」を防ぐうえでも有効といえます。

ストレスをなくそう!

めまいの原因はさまざまですが、その多くはストレスが引き金になっているようです。メニエール病はもちろん、てんかん発作や脳梗塞系のめまいも元を辿れば「ストレス」が原因といえます。ストレスはめまいを引き起こすだけでなく、他にもさまざまな影響を及ぼすとか。そうなる前に、まずはストレス発散法を身につけましょう。

最も理にかなった方法は「適度な運動」で、中でもウォーキングは簡単に取り組むことができます。逆に、水泳やダイビングなどはめまい症状を悪化させてしまうこともあるので注意してください。また、めまい発作やむかつき、吐き気のある間は運動を休むようにしましょう。「たかがストレス」と高を括っていると、大変なことになりますよ!

関連記事 めまいの症状

自律訓練法とは

強いストレス状態が続いたとき、よく肩こりが起こります。この際、後頭部や肩の筋肉の緊張をとるため実験的に局所麻酔剤を注射すると頭痛や耳鳴り、めまいなどが消失するとか。そこで局所麻酔剤ではなく、筋肉の緊張をほぐす運動や体の動きをすれば同様の効果を得ることができるようです。

例えば、腹式呼吸の後に頭部の回転や前後屈伸運動、肩の前方・後方運動、上半身の前後屈伸運動などを3分程度、1日5~6回行うだけで筋肉の緊張はかなりほぐれます。これを応用したものが「自律訓練法」とされ、心身の緊張状態から弛緩状態へと変換させることを目的とした一種の自己催眠法です。

なお、この自律訓練法は専門家の指導を受けながら行うようにしてください。

関連記事 めまいの予防

治療に役立つ!8つのポイント

激しいめまいに襲われた方はパニックに陥ることが多く、めまいの症状や発生状況などを詳しく覚えていないことがあります。いざ、病院を受診した際「どんな症状だったっけ?」とならないためにも、まずは自分の症状をしっかりメモすることが大切です。医師にそれらの状況を伝えることができれば、治療もスムーズに行うことができますよ。

では、一体どのような点をおさえておけばいいのでしょう? ここでは、医師に伝えたい8つのポイントを紹介します。

医師に伝えたいポイント

1. めまいが起きた状況
2. めまいの症状(回転性のものか、あるいは浮動性のものかなど)
3. 症状の頻度
4. 症状の継続時間
5. 意識の有無
6. そのほかの症状
7. 持病(糖尿病や高血圧など)の有無
8. 服用している薬の有無

COLUMN:めまいは何科?

めまいは基本的に「耳鼻咽喉科」で診てもらいますが、他にも「めまい外来」や「平衡神経科」、「神経耳科」などといっためまい専門の科もあります。

激しい頭痛や視力障害、手足のしびれ、呂律が回らないなどの症状を伴うときは中枢性めまいの疑いがあるので、脳神経外科や神経内科へ行きましょう。

また、突然めまいを起こして倒れた際、目が一定の位置から動かなければ脳梗塞や脳出血の疑いもあるのですぐさま病院へ。