めまいに関するQ&A

ストレス社会と呼ばれる今、めまいに悩んでいる人はそう少なくないでしょう。

ここではめまいに関する疑問や悩み、不安をQ&A形式でまとめてみました。このコーナーが少しでも参考になれば・・・と思います。

めまいはなぜ起こるの?

平衡感覚をつかさどる内耳の異常や運動能を左右する小脳などの異常によって起こります。他にも心因性のものや全身の病気(低血圧など)、脳の機能低下によって生じる高齢者のめまいなどがあります。

めまい=メニエール病なの?

メニエール病はめまいを起こす病気として知られていますが、めまい全体のわずか数%にしか過ぎません。内耳の病気なので、耳鼻科での検査や経過観察によってはじめて診断のつく病気です。内科にてメニエール病との診断がつくこともあるようですが、正確な判断とは言い切れないでしょう。

どの診療科を受診すればいいの?

めまいにはさまざまな原因があり、その約80%は内耳が原因とされています。よって、まずは耳鼻科を受診するのが適切といえるでしょう。脳の病気が心配な場合でも、耳鼻科医に相談すればそれらの専門医を紹介してもらえます。

どんなめまいが怖いの?

めまいの原因として、最も危険なものは「脳卒中」です。それを疑う典型的な症状もありますが自己判断せず、まずは医師の診断を受けましょう。また、持病(心臓病や高血圧、糖尿病など)を持っている人はめまいの診断をきちんと受けてください。

どんなめまいがあるの?

めまいにはグルグル回る回転性のものや雲の上を歩いているかのような浮動性のもの、また立ちくらみやふらつきといった平衡失調などがあります。

どんな検査をするの?

まずはめまいの起こり方や持続時間、その他の症状などを問診することから始まります。あとは状態に応じて血液検査や血圧測定、心電図、聴力検査、平衡機能検査などが行われるでしょう。

めまいの際に起こる目の異常運動や眼振チェックなども重要な検査の1つといえます。

めまいは治るの?

原因にもよりますが、めまいの多くは「治る」とされています。ただし、一旦良くなっても繰り返す場合があり、その判断が難しいのも事実といえるでしょう。また、ストレスや不安感もめまいを憎悪させる一因子となるので、治ると信じて前向きに取り組むことが大切です。

めまいを治す手術はあるの?

例えば、メニエール病は内リンパ水腫という状態よって起こるとされています。このような場合には手術で改善することも可能ですが、残念ながら100%治癒するわけではありません。他にも聴神経の切断術や脳腫瘍などが原因の場合には、それらを取り除く手術が行われるケースも。いずれにしても、担当医とよくご相談ください。

日常生活を送る上での注意点は?

まず、めまいが安定していない間は動かないこと。どうしても動かなければならない・・・という場合には頭を動かさず、体だけで回るよう工夫してください。

めまいの二次災害ともいえる転倒や交通事故にも注意が必要なので、おかしいと感じたら直ちにその場(あるいは安全な場所)で留まりましょう。

めまいは遺伝するって本当?

めまいを引き起こす病気には、家族に遺伝するようなものはほとんどありません。しかし、家族は同じ環境・食事をしているので、病気の原因を共有しやすいもの事実です。家族の中でめまい症状を訴える人がいたら、原因をよく調べてみんなで予防に努めましょう。

トイレでめまいが起きるのはなぜ?

トイレでめまいが頻発する理由として、外とトイレの温度差があげられます。特に、冬場のトイレは座面部分が冷たくなっていて、体も冷えやすくなります。急に体が冷えると血管が収縮し、血圧が高くなると同時にめまいも起こりやすくなるのです。

また、トイレで力むことも血圧を高める原因といえるでしょう。あまりにもめまい症状が重ければ、何らかの病気が原因となっていることも考えられます。ぜひ、一度診察を受けてみてください。